写真家として第一線で活躍してきた若木信吾の監督デビュー作。写真集「Takuji」など被写体として20年間カメラに収め続けた、今は亡き祖父との思い出を詩情豊かに綴る。浜松の実家に帰省した信人は、祖父・啄次の姿をコンパクトカメラで撮影したり、幼なじみの友人たちと遊んだりと平穏な日々を過ごしていた。そんなある日、啄次の兄が突然自殺してしまい……。上方漫才の大御所・喜味こいしが祖父役を好演。
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