『仁義なき戦い』で、大ブームを巻き起こした深作欣二監督が、そのままの勢いで時代劇に初挑戦した作品が、1978年1月に公開された映画『柳生一族の陰謀』です。 主演には萬屋錦之介、そして、三船敏郎、山田五十鈴、千葉真一、松方弘樹、大原麗子、丹波哲郎という豪華絢爛なキャスト、仁侠映画さながらの息もつかせぬストーリー展開、さらに、豪快なアクションシーンで若い世代を魅了し、大ヒットを記録、今なお映画ファンの記憶の中に生き続けています。 そんな『柳生一族の陰謀』が、30年ぶりにテレビの中で甦ります！ 主役の柳生十兵衛を演じるのはテレビ朝日＆東映時代劇には初出演の上川隆也。武芸者として生きることを願いつつ、政治の暗闘の中に身を置くことを余儀なくされた十兵衛の悲劇を演じます。そして十兵衛が唯一心を傾けた女性・出雲の阿国には、この役に運命を感じるという、内山理名が演じます。初共演の二人による運命に翻弄された男女の愛は涙を誘うことでしょう。 そして陰謀の中心となる柳生但馬守宗矩に松方弘樹が。その他豪華なキャストが、壮大な物語を彩っていきます。